職員の安全と尊厳を守るための取組
株式会社祐脩では、すべての職員と利用者が安心して関わり合える環境づくりを重視しています。
以下に、当法人のハラスメント防止・カスタマーハラスメント対応・苦情対応の方針を掲載いたします。
基本方針
職場および支援現場におけるハラスメントの防止を目的とし、
職員・利用者・ご家族・関係機関の皆様が互いに尊重し合える環境づくりを推進します。
ハラスメントの定義と類型
職場内のハラスメント
- パワーハラスメント:暴言、過大・過小な要求、私生活への干渉など
- セクシャルハラスメント:性的発言や行動、性自認に関する偏見
- 妊娠・育児・介護等に起因するハラスメント:休業等に対する不適切な言動
支援現場でのハラスメント
- 利用者・家族等から職員への暴力・暴言・性的嫌がらせ
- 職員から利用者・家族等への不適切な言動
カスタマーハラスメントへの対応
関係機関者の皆様による以下のような迷惑行為は、カスタマーハラスメントとして対応いたします
| 類型 | 内容 |
|---|---|
| 時間拘束型 | 長時間の居座りや電話による拘束 |
| リピート型 | 理不尽な要求の繰り返し |
| 暴言型 | 怒鳴り声、人格否定、恫喝など |
| 暴力型 | 殴打、蹴り、物の投げつけなど |
| 威嚇・脅迫型 | 脅迫的言動、破壊行為、殺害予告など |
| 権威型 | 優位性を利用した暴言や謝罪の強要 |
| 過度な要求型 | 提供外サービスの強要 |
| SNS・ネット型 | 職員の個人情報の投稿など |
| セクシャルハラスメント型 | つきまとい、性的発言、盗撮など |
対応体制
法人内の対応
- ハラスメント防止研修の実施(年1回以上)
- 新任・定期職員研修、障害特性理解研修
- 専用相談窓口の設置と迅速な対応
- 被害職員の心身ケアと勤務体制の調整
法人外の対応
- 合理的かつ理性的な対話による関係改善
- 必要に応じた契約解除・取引中止
- 反社会的勢力への断固たる対応と警察等との連携
苦情対応の流れ
🟠 苦情の発生
・利用児・者・ご家族・関係機関 他 → 苦情受付担当者へ「苦情」
🟡 初期対応・報告
苦情受付担当者 → 苦情解決責任者へ「報告」
苦情解決責任者 → 苦情対応委員会へ「報告」
苦情対応委員会 → 法人本部社長へ「報告」
🔵 指示・調査
・法人本部社長 → 苦情対応委員会へ「指示・招集」
・苦情対応委員会 → 苦情解決責任者へ「指示」
・苦情対応委員会 → 従業者・関係機関へ「調査協力依頼」
・苦情対応委員会 → 調査・指導
🟢 解決・公表
・苦情対応委員会 → 利用児・者・ご家族・関係機関 他へ「結果報告」
・必要に応じて「公表」

プライバシーと人権の尊重
相談・苦情に関与した者は、関係者のプライバシーを尊重し、問題処理に必要な場合を除き、情報を漏洩してはなりません。
附則
- ハラスメント防止指針:令和6年4月1日施行
- カスタマーハラスメント指針:令和4年4月10日施行、令和7年4月1日改定施行